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No. 2011年10月 6面




        学習会の報告    「子どもたちを放射能から守る」
 去る10月14日(金)市民会館において市民ネットワーク主催で学習会を開催しました。講師は、埼玉大学講師の吉沢弘志さんです。
吉沢さんは1990年から2005年にかけてチェルノブイリ原発事故後の被災児童の救援を行うNGOを主宰し活動して来られました。参加者は幼いお子さんを持つ若いお母さんやお孫さんのために情報が欲しいとおっしゃる方、放射能汚染を心配される方など20名が参加しました。
 学習会の内容は、福島原発事故後7カ月たった今でも1時間当たり2億ベクレルの放射能が大気中
に放出され続けており長期にわたり放射能と向き合っていかなければならないことや、日常生活の中
で出来るだけ被ばくを最小限にする必要があることを話して頂きました。
 また「しきい値はないこと」    「年齢が低いほど影響が大きいため子どもへの配慮は欠かせない」
「放射線量の高い場所に近づかない」   「可能な限り汚染のない、少ない食品をもちいる」
「免疫力を高める」 など、生活のなかで出来る工夫について例を挙げて話してくれました。
 講義後、質問を受けた際、次々に手が挙がり活発な発言が交わされました。特に、自分の置かれて
いる状況や今まで得た情報が本当に正しいのか、外で遊ばせる時の注意点、食品の選び方など時間ぎ
りぎりまで質問は続きました。

○ 放射能の怖さと有意義な時間が共存した時間でした。
○ 分かりやすく、とても良かったです。
○ 被ばく対策として現実と向き合いたい。
○ 同じ先生で学習会があると嬉しい!!
○ 気になっていたことが分かり、良かったです。                (参加者の声から)



 来年度の予算要望書を提出しました(10/11)
  市民ネットワーク・のだは、予算編成、施策に関して要望書を毎年提出しています。
 今回も環境問題、消防関係、人権についての意見をお持ちの市民の方と副市長に提案し要望書を提出しました。30分と限られた時間の中での、提案・要望でしたが、一つでも多くの要望が実現することを期待します。





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